- 保育園事業部 責任者
- 牧田 作也
小規模保育園は、平成27年度からスタートした「子ども・子育て支援新制度」のなかで特に保育ニーズの高い0~2歳児への対応を目的として設けられました。
女性の社会進出や共働き家庭の増加を背景に、年々「乳児保育」への需要も高まり、その保育の受け皿として全国で急速に増えた小規模保育園ですが、現在では全国で5,000施設を超えています。
保育園事業部では千葉県市川市にある2つの小規模保育園の運営管理を行っています。
私自身、子ども好きが高じて、全くの異業種であった会社員から保育士に転身しました。これまで数十年に渡り様々な保育現場で多くの子ども達と触れ合って来ましたが、その経験の中で「乳児保育」こそが保育の原点であると確信しています。
0歳児から2歳児までの乳児期と呼ばれる時期は、人間の一生のうちで最も心と身体が成長・発達をする大切な時期であり、保育士は母親の代わりとなって、それぞれの乳児の個性を見極めながら丁寧な対応をしていかなければなりません。
私たちが考える乳児保育の目的は、子どもの健全な成長の土台を作ることと捉えています。この時期に乳児へ「安心感」を与えられるかどうかが、将来の健全な情緒、心を形成するうえで最も重要です。
言葉の理解が乏しい乳児に安心感を与えるのは簡単なことではありませんが、子どもの気持ちをしっかり読み取り、与えるべきものを適切に与えることによって子どもは安心感を得ます。
安心で安全な第2のわが家。
そして、地域の子育て家庭に貢献できるような保育園づくりを目指していきます。